骨盤のゆがみによって起こるカラダの症状
骨盤が歪むことによって、様々な症状や弊害が出てきます。
その程度には差があるものの、ほとんどが私たちのカラダにとって『良くない事』となります。
一番良く言われるのが【血流、リンパの流れが悪くなる】ということです。
骨盤の歪みがあると、骨盤の中を通る血管やリンパ管が圧迫され負荷がかかるので、その結果血流が悪くなったり、リンパの流れが悪くなり老廃物が溜まりやすくなってしまいます。
老廃物が溜まるということは、「むくみ」やすくなる原因にもなります。
代謝が落ちてしまうので、痩せにくくなったり、肌が荒れやすくなる事にも繋がってしまいます。
その次に起こり得るのが【筋肉が固くなる】ということです。
骨盤の歪みがあると、その周辺、つまり腰回り、お尻回りの筋肉が引っ張られることになり、力を入れていないのに緊張したり、本来の動きが妨げられてしまい、常に硬い状態になってしまいます。
もちろん、筋肉の中にも血管やリンパ管が通っているので、血流やリンパの流れが悪くなる原因になってしまいます。
また常に筋肉が固い状態なので、身体のコリが慢性的に感じるようになり、疲れが取れにくい体質になってしまいます。
これは腰回りだけでなく、全身の筋肉につながると言われているため、背中、肩、首などのコリの原因になってしまう可能性もあります。
骨盤は身体全体の土台と覚えておくと良いでしょう。
そしてさらに酷くなると【体の神経を圧迫する】ことになります。
先ほど言った骨盤や筋肉の中には血管、リンパ管だけでなく、様々な神経が通っています。なので、筋肉が固くなったまま放っておいて、それが原因で神経まで圧迫されてしまうと、コリや疲れだけでなく、さまざまな症状の原因になってしまいます。
例えば、日常の小さな事でイライラしたり、すぐにアタマに血が上ってしまったり・・・。こういった原因が、神経への圧迫で起こっている可能性もあります。
常に神経が緊張しているせいで、自分自身がいつも何かにストレスを感じたりして、仕事に集中できなくなったりしてしまいます。
骨盤のゆがみは一気に治そうとせず、時間をかけて少しずつ身体に負担をかけないように実践することが大切です。
整体やエステでの骨盤矯正は安くはありませんので、手軽な骨盤ガードルや骨盤矯正パンツから始めてみると良いかもしれませんね(^^)