産後の骨盤矯正・骨盤調整・骨盤ダイエットは必要か
産後の骨盤について気になる方も多いようです。
そう、産後の骨盤のゆがみによって出産後に体型が変わる方が多いからです。
産後の骨盤はどうなるか?
女性は妊娠をすると、出産に向かって骨盤の下にある『骨盤下口(こつばんかこう)』と呼ばれる部分が徐々に広がっていきます。
さらに出産時にはお子さんが通る産道を確保するためにホルモンが働き筋肉が緩むことによって恥骨が離れていきます。
そして骨盤の後ろにある仙骨(せんこつ)が後ろ側にめくれる感じに広がります。
その結果、約10センチという巨大な産道を作り上げる事が出来るのです。
この時、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)は大きく損傷し、これが産後の体型を作り上げてしまう原因となり、さらには二人目の不妊の原因にもなります。
ですから産後こそ、骨盤矯正が必要になるのです。
産後の骨盤矯正はどのようにするのか?
実は、産後の特別な状態の時に、通常の骨盤矯正を受けることはお勧めできません。
理由は通常よりも骨盤周辺の筋肉がゆるみ骨盤が非常に不安定になっている可能性があるからです。
そんな時に整体などで骨盤を無理に矯正するとかえって傷めてしまい骨盤の緩みはひどくなりますので、骨盤ショーツなどを使ってゆっくりと無理のない骨盤矯正が必要になります。
今では様々なデザインの骨盤ショーツが販売されていますので、そちらを試してみるのもいいかもしれません。